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あじまりかん=ドラゴンボール説(2)

生命の樹を彷彿とさせる巨樹(ブナの巨樹-2)
本当の話:あじまりかん=ドラゴンボール説(2)/斎藤 敏一
作成:2017年12月11日、最終更新:2017年12月19日
 
●あじまりかん玉とは何か?
 

 「あじまりかん=ドラゴンボール説(1)」で、真のドラゴンボールとはあじまりかんの玉であると述べた。本記事は、前記事の応用編であるが、もちろん本邦初公開である。何しろ「あじまりかん」という言霊の本質に気付いたのは斎藤が初めてなので、私が何か気付いたことを発表すれば自動的に全て本邦初公開となってしまう。
 実際に私はすごいことを公開しているのだが、何しろ目に見えない神さまの波動の世界のことなので、なかなか伝わらないことが多い。だから、ドラゴンボールのアニメからイメージを借りてお話しするしかないのだ。ドラゴンボールの作者である鳥山明氏には深く感謝しているのである。

●あじまりかん玉を実感するには?

 あじまりかんの玉とは、宇宙神界の創造エネルギーの波動が玉(粒)として形成されたものだ。これは目には見えないものだが、霊眼の開いた人からは光の玉として見える。霊眼が開いていない人にとっては光の玉は見えないので、気(波動)を感じるしかないのだが、これはその気になれば誰でも感じることができるものだ。
 あじまりかんの気を感じるための訓練も存在する。これはエーテル体という肉体と霊体の中間に存在するもう一つの身体を感じる(あるいは意識する)訓練によって達成される。霊感はないという方々もエーテル体や霊体は必ず備えておられるので、ちょっとの訓練で斎藤程度の感覚は身につけることが可能だ。詳しくは「あじまりかん講座」でお話しする予定なので、「あじまりかんの実感」を深めたい方は是非参加していただきたい(ここはコマーシャルでした)。

●あじまりかん玉を使うには?

 さて、目に見えない神さまのエネルギー波動を使うにはどうしたらよいのか?
 これは実を言えばとても簡単なのである。ただし、筆者のように「簡単だ」と言い切る背景には、あじまりかんのエネルギー波動そのものを感じることができるか(フィーリングの問題)、あるいは、そのエネルギー波動を観じることができるか(イマジネーションの問題)という認識・実感の問題が存在する。要は「神さまの波動を体感しているか否か」が、あじまりかん玉を自在に扱えるかどうかの鍵となる。
 これは日頃「あじまりかん」を唱える際に、「あじまりかんの波動」をしっかりと実感できているかどうかに依存する。要するに「神さまは波動として働かれる」のである。そして、「あじまりかんの波動」とは「造化三神(宇宙創造神)」の波動なのだ。これが「あじまりかんの肝」なので、しっかりと把握しなればならない。この波動は神界の最高レベルのエネルギー波動なのだ。
 斎藤が、この「あじまりかんの秘密」を明瞭に把握したのはつい最近のことだ。拙著『アジマリカンの降臨』では、歴史を含めて「あじまりかんの秘密」がほぼ完全に語られているが、その意味を深く理解するには色々な実践が必要となる。同著では、自分でも書いている時点ではピンと来ていないテーマや話題について一杯語っているので、本当に意味が分かるにはそれなりの時間が必要なのだ。

図3:あじあまりかん玉のイメージ?(ゲーム「ドッカンバトル」より)

●あじまりかん玉の使い方は超簡単

 あじまりかん玉の作り方と使い方は、全て想念の世界の操作なので何の苦労もない。ここで、大切なのは「あじまりかんの気(波動)」を籠めることだ。
 どうやるか分からない?
 実はとても簡単である。「あじまりかんの気」を実際に感じるだけでよい。自分の心の世界の中に「『あじまりかんの玉』が存在することを実感しさえすればよい」のだ。

(1) あじまりかん玉の作り方
 「あじまりかん」と念じて、玉ができているところをイメージする。

(2) あじまりかん玉の投げ方
 届け先を心に描いて、「飛んでいけ!」と念じつつ、届け先に到達することをイメージする。
 どこに届けたらよいのか?
 自分が気にしている人たち、愛する人たち、世界人類、どこでもよい。

 以上のように、とても簡単である。あじまりかん玉はそもそも神さまの世界からやってきた波動の固まりなので、思っただけで飛んでゆくのだ。
 アニメ「ドラゴンボール」の気弾(悟空達が作った気功玉のこと)はあくまでも人をやっつける目的の攻撃用の武器であるが、あじまりかん玉は人を活かす(実は神に変えてしまう)エネルギー弾である。その点誤解のないように。
 どんどん使えばよいのだ。使えば使うほど、貴方の周りの世界があじまりかんの波動で明るくなってゆくのである。そして、どんなに「あじまりかん」を使っても完全に無料なのだ。そう、「あじまりかん」の言霊は究極のフリーエネルギー(真の意味でのフリーエネルギー=宇宙創造の最も純粋な波動エネルギーである)なのであり、分かった人であれば無料で誰でも使えるのである。
 すごいだろう。
 貴方も今日から神さまの光を世に広める「あじまりかん玉使い」の仲間入りである。

 
あじまりかん=ドラゴンボール説(完)
 
 

クリエイトブックス 岡山泰士氏

相模国一の宮 寒川神社
出会い・人物:クリエイトブックス 岡山泰士氏/斎藤 敏一
作成:2017年11月8日、最終更新:2018年5月2日
 

●出版界のマジシャン岡山泰士氏との出会い

 自分の本を書いて世に出したいが、その世界での実績もなく知名度が低い、私のような人間にとって、出版というものは乗り越えたくとも越え難い巨大な壁のようなものであった。
 2015年7月、私は処女作『生命の樹の発見』(現在の『アジマリカンの降臨』の原型となる作品)を書き終え、とにもかくにもAmazonのKindle本として同著を出版することができた。さらに、オンデマンドで紙の本としても1冊単位で販売できるMyISBNというサービスを利用して、同じくAmazonで出版し終えていた。

 問題は自分の本が売れたかどうかであるが、それは聞かないで欲しい。「無名の新人がAmazonでKindle本を出版しても、宣伝に百万円以上かけないと売れない」という話を聞いていたが、その噂は完全に本当だった。ネットビジネス界の大物と言われている富田たかのり氏が、自分のKindle本の宣伝に百万円かけて、ようやくまとまった冊数を売り上げたという。そういう世界である。
 既存の出版社にも原稿を送って打診したが、自費出版しか方法はなさそうで、早々に諦めた。とにかく、編集や企画のプロに相談に乗ってもらおうということで、色々なホームページを調べていた。そういう時期に、次のようなメールマガジン(差出人:クリエイトブックス、件名:メディアに取り上げられやすい人はどういう人?)が届いていた。この一通のメールが岡山泰士との実質的な出会いであった。岡山氏は出版界のマジシャンである。

  [岡山氏メルマガ引用開始]
  ———————————————–
  ● ブランディングワークショップ開催
  ———————————————–
  あなたオリジナルの「個人ブランディング」を創るワークショップを開催します。

  ブランディングすることであなたの提供する商品やサービスを「売る」ことなく
  「売れる」状態に変わります。
  少人数での開催となりますので、充実した時間が過ごせるとご好評を頂いて
  います。

  あなたの「オリジナルブランド」の基礎をいっしょに創りませんか?
  [岡山氏メルマガ引用終了]

●いきなり結論=岡山式はとにかくうまくいく

 上記のメルマガがきっかけとなって、今年の2月末にワークショップに参加した。幸いにも、ワークショップの参加者は私一人だけだったので、2時間余りのコンサルティングであった。3月にクリエイトブックスの「出版サービス」を受けるべく契約。3ヶ月で『あじまりかんの法則』の執筆・校正・印刷を行い、めでたく7月にAmazonで出版(=販売開始)できた。
 それから、自然な流れで『アジマリカンの降臨』を「あじまりかん友の会」より出版し、メルマガを出したり、ホームページを作ってゆくことも可能になった。
 途中経過の諸々のお話は企業秘密もある(?)し、大部分の読者の方には退屈かも知れないので、割愛させていただこう。私がクリエイトブックスの岡山氏とビジネスとしてお付き合いを始めて、分かったのは以下のことである。

 岡山式サービスは100%以上うまくいった! 

 私が言うところの岡山式とは、以下の考え方に基づいた出版サービスシステムである。

① オリジナルのブランディング・コンセプトを「書籍」というパッケージ商品に凝縮。お客さまがわざわざお金を出してご購入頂ける「販促ツール」を作成します。
② 商業出版のようなハードルの高さがない「100%出版保証」つき。
③ それでいて、商業出版と同様「著者ブランド」を手にすることができます。

 私の場合、約半年間で第一目標である「あじまりかん友の会」の設立と稼働開始まで漕ぎ着けることができたのだ。これは、岡山氏に言われた通りにやってきただけでいつの間にか実現してしまったのだ。気が付けば、岡山式がうたう通りの結果になっており、岡山氏から最初にいただいたPDFファイル「クリエイトブックスサービスご案内資料」の説明通りになっていたのだ。
 驚くやらありがたいやらで、岡山式はすごい!と思った次第。岡山マジックが100%以上効果を発揮したことに気付いたのだ。
 自分の本を出版したい方は、とにもかくにもクリエイトブックスの岡山氏にご相談されることをお薦めする。

岡山氏はまとめの達人

 岡山氏はとても「まとめ上手」である。まとめの達人と言ってもよいだろう。私が講演会で話した内容を、私以上に的確に簡潔にまとめて下さっている(サンプル:『あじまりかんの法則』斎藤敏一先生 講演会【講演会録(音声+資料) 特別頒布会のご案内】)。

======(引用開始)=================================
講演会が残してくれた「玉手箱」とは?
この講演会では、『あじまりかんの法則』でも語られなかった数々の秘密が伝えられました。

 「あじまりかん」とは「存在」であり、実感できる
 「キリストとの対話」とは実際、どのようなものであったか?
 日本独自の神と人との関係とは? 
 なぜキリスト教は「独善」となったのか?
 日本が世界に果たす役割とは?
 宇宙の創造神レベルまで行く方法。
 世界平和を最速で達成する方法。

『あじまりかんの法則』を読んで、日々実践している方の体験談は貴重でもあり、著者との質疑応答も非常に参考となる情報共有の場となりました。
これらはすでに、日本人だけでなく、世界に向けて贈られた「ギフト」であり、難しい教義や、果たすべき義務や、歴史・民族的な違いを超えて、まさに「唱えるだけで」深い安堵感と至福の満足感をもたらすことが、会場の参加者の皆さんはもとより、これまで『あじまりかんの法則』を読まれたすべての読者とともに確認され、共有された時間となりました。
======(引用終了)=================================

 上記のような岡山氏のまとめ内容を見て、話した本人が「へえ~。そんなことを話していたのか……」と感心することしきりなのだ。岡山氏のまとめ力は特筆すべき能力であり、見習いたいと心から思うのである。

本項終わり

 
 

あじまりかん=ドラゴンボール説(1)

生命の樹を彷彿とさせる巨樹(ブナの巨樹)
本当の話:あじまりかん=ドラゴンボール説(1)/斎藤 敏一
作成:2017年11月7日、最終更新:2017年12月19日
 
●アニメから「あじまりかんの正体」を理解する
 

 突然アニメの話で驚かれるかも知れないが、これは真実の話である。
 アニメ好きの方ならご存じだろうが、ドラゴンボールZに登場する悟空の「元気玉」というものがある。この元気玉とは、ドラゴンボールZの主人公である悟空が強敵と闘う時に、最後の切り札として使うプラズマ兵器の如き光の球のことだ。まだ、このような兵器は地球上には存在しないが、宇宙のどこかには存在するだろう。元気玉をご存じない方は、グーグルなどで画像検索されれば、元気玉とはどんなものかすぐに分かるだろう。
 アニメの題名となっているドラゴンボールとは本当は悟空の元気玉なのである。アニメでは、悟空たちが願いを叶えたくて神龍(シェンロン)を召喚するという目的で、世界中から捜し出して集める7個の玉をドラゴンボールと呼ぶらしい。だが、私の見るところ、7個の玉は神龍を召喚するためのパスワードに相当するものでしかない。神霊的な観点では、神龍こそが「真のドラゴンボールである元気玉」の管理者である。本来、神龍の上には神さま(神龍を支配している)がいるはずだが、アニメでは登場しない。
 さて、この超兵器である元気玉こそが真のドラゴンボールなのだが、アニメの設定は真実からはほど遠いものである。以下、アニメの元気玉について誤りを正そう。

図1:元気玉とは光り輝く銀河のような渦エネルギーだ

(1) 元気玉の作り方
  アニメ:生きとし生けるものから元気を奪って作られる
  真実:宇宙神界で無尽蔵のエネルギー(=大元霊)から作られる

(2) 元気玉の用途・目的
  アニメ:敵を倒すための破壊&殺人兵器
  真実:生きとし生きるものに元気を与える活人兵器(?)

(3) 元気玉の利用者
  アニメ:悟空しか元気玉を使えない
  真実:誰でも好きなだけ元気玉を使うことができる

 以上のように、真の元気玉であるドラゴンボールは誰でも使えるのである。悟空のように超人的な(カンフー)修行をする必要はない。そして、使う人の器に応じたパワーを、その人や周囲の存在たちに無条件に与えるのだ。
 ここで、「元気玉」を「あじまりかん」と置き換えてみよう。私が、ここでドラゴンボールの話をしている意味が少し分かりかけてきたのではなかろうか。

 アニメの元気玉は問題あり過ぎ!
 
 実は、私は子供と一緒にドラゴンボールZのアニメを毎週楽しみにして見てきた人間だ。原作者の鳥山明氏には何の罪もないのだが、私が神界に行って見てきた(これはあくまでも比喩であり、一種のビジョンとして観察された)ドラゴンボールとは、巨大なアジマリカンの渦だったのだ。宇宙神界に実在するドラゴンボール=元気玉とは「あじまりかん」だったのである。
 
図2:余りにも禍々しいアニメの元気玉
 
 アニメの元気玉の何が問題かと言えば、人殺しの兵器となっていることであり、極めて禍々しいのである。たかが子供の見るアニメなので、別に目くじらを立てる必要はないのだが、神界で神々が準備している超巨大な元気玉を見てしまったので、アニメのイメージは本来の元気玉からはかけ離れた邪悪なものになってしまっていることが分かったのだ。
 
真の元気玉とは「あじまりかんの玉」である!
 
 私が、つい最近見たビジョンでは「巨大なあじまりかんの元気玉」が神界に準備されており、2017年末から2018年以降に、大盤振る舞いされるのを待っている。元気玉を配るのは、このブログの読者、つまり、「あじまりかん友の会」とその関係者(主に拙著の読者)のようだ。
  真の元気玉は「人を活かす玉」で、神界から無料で配布されるエネルギー(=究極のフリーエネルギー)なのである。先ず、「あじまりかん」を唱える人に真の元気玉=ドラゴンボールが配給される。そして、唱えている人から周囲の人たちへと元気玉が分かれて配布されてゆくというイメージである。図1の銀河のような渦と光の玉ができると思っていただければよい。
 真の元気玉はフリーエネルギーなので、どれだけ唱えてもタダである。何しろ、エネルギーの供給元は宇宙神界であるから、使っても使ってもなくなる心配はない。悟空は「みんなオラに少しずつ元気を分けてくれ」などと言いながら元気玉を作るのであるが、これが全く違っているのだ(アニメでは人から元気を奪うことで元気玉を作るという、全く愚かしいコンセプトになっている)。
 本当の元気玉とは「あじまりかんの玉(=神さまのエネルギーボール)」であり、神界から無尽蔵のエネルギーが降りてくるのである。使う人(「あじまりかん」を唱える人)の器に合わせて、神さまのエネルギーが流れることになっている。全て自動的に神図り(かむはかり)に図られて、エネルギーが流れるのだ。
  エネルギーがどのように流れ、どのように使われるのかについては、項を改めてお話ししたい。 
 
  

表博耀氏との会談

出会い・人物:表博耀氏との会談/斎藤 敏一(作成:2017年10月27日、最終更新:2018年2月15日
 
●表博耀氏との出会いは一通のメールから始まった
 
 10月初旬のある日、長野県在住の「あじまりかんの法則」の読者、松本さん(合同会社 共育様)より、次ようなメールが届いた。
 
 山蔭神道の第80世と繋がっておりまして、80世も貴書を購読しております。
 「世に出していただきありがたい」という旨を昨日(10月4日)もお話しされておりました。
 さらに、「直接お会いして、『あちまりかむ』についてお話しする機会はないものだろうか?」ともおっしゃっており、私が代わりにご連絡を差し上げている次第です。
 斎藤さまがもしご興味があれば、山蔭神道第80世、山蔭員英(かずふさ)とお繋ぎできますが、いかがしましょうか?
 
 松本さんとのメールのやり取りを経て、10月8日の午前11時に山蔭員英氏(もう一つの名前は表博耀氏。以降は「表氏」で統一)に京都グランヴィアホテルで会談させていただくことになった。
 
●表氏が「あちまりかむ」について語ったこと
 
 松本さんのメールでは、表氏が私に会う必要があると思われたのは、「『あちまりかむ』について伝えたいことがある」ということだった。文面で「あちまりかむ」という古語を使われていることに非常に興味を持った私は、表氏から語られる内容に大きな期待を抱いた。10月8日の約束の時間に、京都グランヴィアホテル2Fのロビーラウンジでの会談となった。
 いざ始まると、会談とはいうものの、1時間程度と時間が制約されており、お話しの大部分は表氏によって語られるということになった。表氏が語られた内容の要点をかいつまんで言えば、次のようなものである。
  • 「あじまりかん」を古語で表すと「あちまりかむ」である。表氏は、「あちまりかむ」を世に出すという使命を託されている。
  • 表氏ご自身が演じられる岩戸開きの神楽では、アキル文字(アヒル草文字)という神代文字で書かれた「あちまりかむ」の書を披露している。「あちまりかむ」をレーザー光線で描くこともある。
  • 表氏は昨年(2016年)、山蔭神道を第80世として継承した。山蔭神道は、幕末の天皇、孝明天皇の祖父である光格天皇が命名したもので、山蔭神道の祖は天之児屋根命まで遡る。(参考:ホームページ「言霊の華 第四〇七号 菅家 一比古」)
  • 「あちまりかむ」の「あち」とは、阿智族から来ている。阿智族の遠祖は天思兼命である。長野県下伊那郡阿智村に式内阿智神社がある。
図:アキル文字で書かれたヒフミ祝詞

 上記の話は、特に「あちまりかむ」の意味や由来に深く関係している個所のみである。当日表氏が語られたのは、氏の幅広い交友や情報網を彷彿とさせる話題、日本古代史とイスラエルとの関わり、それを研究する杣浩二氏の世界的研究の紹介、超古代史的な話題、海外での公演活動のこと、9/18の台風の日に大変な思いをして戸隠山に修験道先達として登られたこと、国事として祈りの活動が可能な公的組織が必要であること、などなど、お話は多岐にわたったのである。
 
●表氏との会談を終えて
 
 私は、拙著「あじまりかんの法則」の出版ということを通じて、山蔭神道を代表する二人のキーマンにお目にかかったことになる。一人目は故山蔭基央師のご子息の山蔭仁嘉師(山蔭神道第81世)、そして二人目が今回お目にかかった表博耀氏(山蔭神道第80世)である。
 
図:会談を終えてのツーショット(京都グランヴィアホテル、2017/10/08)
 
 ご両人とも、お目にかかるのは今回が初めてのことであった。同時に80世と81世が存在するという山蔭神道の現在の姿については、素人が軽々とはうかがい知れない奥(裏の事情)があるという感を深くした。
 表氏は思ったことを立て板に水のごとくポンポンとお話しになる非常に闊達な方であった。その話題の豊富なことと言ったら、大変なものである。会見の席上で「山蔭神道とは関係のないところからあなたのような方が出てきたということに対して、『今の世がアジマリカン(アチマリカム)を必要としている』と受け止めています」といった意味のことを言われたように記憶している。私達に共通するのは「あじまりかんの重要性に関する認識」ということではなかったかと思うのだ。表氏の言葉を借りれば、「アチマリカムでないと世界が一つにならない」ということだ。
 日本国エンタメ観光マイスター(日本でただ一人)として世界を駆け巡りながら神楽の公演を重ね、感動の輪を拡げ、ネオジャパネスクという日本の伝統を現代に生かしたデザインを提唱して、各国で展示会を開いて高い評価を受けておられる表氏が発する言葉である。だからこそ、氏の「アチマリカムじゃないと間に合わない(人類が今陥っている危機的状態を回避すること)」という発言に新鮮な驚きと重みを感じたのである。
 
【参考資料】
 表博耀氏との会談の動画(合同会社共育様神晃講様のご提供)をご覧下さい。
 動画では、表博耀氏から「あちまりかむ」に関する興味深い歴史や起源、氏のご活躍の原点となる歴史観や現在の活動のあり方が語られます。必見です。