【あじまりかん友の会 News Letter--No.4】「あじまりかん」Ｑ＆Ａ（その３） 　「あじまりかん友の会」より、登録読者の方にお役立ち情報をお届けします。 　本日のテーマは、前回の続き『「あじまりかん」Ｑ＆Ａ（その３）』です。 【「あじまりかん」Ｑ＆Ａ（その３）】 　前回は、次のような話題を取り上げました。 ◎山蔭神道と斎藤との関係が良好であること。 ◎「あじまりかん」は山蔭神道が戦後、万人に公開したもので、誰が唱えても問 題がないこと。 ◎他のブログで「あじまりかん」は唱えるべきでないという発言が、山蔭神道第 ８０世の名を借りて発表されているが、「欲望を持って唱えることは良くない」 という意味であること。 　今日のテーマは、現在（運命的に）辛い状態の方は、どのように「あじまりか ん」を実践してゆけばよいのかということについてお話しします。以下のような 問い合わせに対する状況をどのように乗り越えてゆくのかというテーマです。 -------- Ｑ　「あじまりかん」の浄化作用による好転反応や厳しい運命を上手くスルーを するような事例がありますか？ Ａ　「あじまりかん」を熱心に唱えた結果として出てくる好転反応には人それぞ れ多様な状況が発生します。読者の方（女性）で「あじまりかん」が効き過ぎて4 0°の熱を出した方がおられましたが、その方の場合は呼吸を整えて静かに秘かに 「あじまりかん」を唱えることで、熱が下がったそうです（News Letter No.2参 照）。 　この好転反応とは、大本や日月神示でよく言われる「立て替え・立て直し」現 象が個人レベルで起きてくるもので、誰でも必ず通過しなければならないもので す。このような運命的な関門を神秘学では「通過儀礼」とか「イニシエーション 」と呼びます。 　聖書の黙示録では人類レベルのハルマゲドン（最終戦争）について語られてい ますが、個人が「あじまりかん」を唱えた時には、「個人レベルのハルマゲドン 」が起きるのです。ただす、「あじまりかん」を唱える場合、み親神の導きと守 護がいただけるので、個人レベルのハルマゲドンも最小限で済ませることができ ます。 　そのようなことが起きてきた場合には、一番いいのは神さま（＝あじまりかん の実体です。神さまがおられます）に対して、自分の非があれば、それを心から 謝ることです。あくまでも心の問題ですが、死ぬ気で謝るのが最速の方法です。 　「神さま、分かりました。申し訳ありませんでした。もう二度といたしません 」みたいな感じでお詫びして下さい。ハルマゲドンとは、古い自分にさよならし て新しい自分に生まれ変わらせていただくことなので、心の中でケジメをつける ＝「死と復活」の儀式を行なうことが大切です。死と復活の儀式は、神秘学で言 われるイニシエーションの典型的な形態です。 　そういう意識的な死と復活のプロセスを辿ることにより、好転反応が起きてく る状態をよりおだやかに、その期間を早く終わるようにすることができます。こ れは私自身が昔から実践してきたことで、非常に有効です。 　「あじまりかん」の背後には八百万の神々が働かれており、お浄め専門の祓戸 大神（はらえどのおおかみ）が、あなたの問題（何か汚いもの）を引き取って下 さいます。 　色々なものが出されるとお思いますが必ず乗り越えられます。また乗り越える 力も出てきます。すべて「あじまりかん」の功徳です。あじまりかん行者として 頑張って下さい。応援 しています。 Ｑ　実際に金銭問題（借金）で困難に陥っていますが、「あじまりかん」で何と かうまくクリアすることができませんか？願いが叶わないと困る状況に陥ってい ます。 Ａ　気持ちは痛いほど分かります。ですが、あなたの場合、順番が逆になってし まっています。先にやるべきことがあるのではないかという意味です。私も似た ような状況に10年ぐらい前に陥りました。アメリカ発の不況（リーマン・ショッ ク）のためにソフトの仕事が入って こなくなり、苦し紛れにネットショップのビジネスを始めたことがあります。そ のビジネスのために＊百万円借りてビジネスを軌道に乗せようとしたのですが、 商品は殆ど売れなくて「あわや自己破産」というところまで行ったのです。結果 的に自己破産には至らず何とかなったのですが、その時はワラにも縋る気持ちで 神頼みなどをしたことを苦い気持ちで思い出します。 　私の場合は「自己破産してもよい」と覚悟して妻と二人で近所の弁護士事務所 に相談に行ったのですが、弁護士の先生は「借りた金は自己破産しなくても返せ る」と言うのです。実は私の場合「田舎の田畑や山林などの不動産（亡父の遺産 ）を所有しており、それを売って借金を返す」ことが十分に可能だったのです。 すっかり自分が土地持ちだったことを忘れていたので、自己破産を覚悟するとこ ろまで行ってしまったという訳です。成功する見込みのないネットショップを始 めたのがそもそもの間違いだったということです。 　あなたに助言できるとすれば、「まずは腹をくくりなさい」ということです。 自分がまいた種を刈り取るのは自分の責任なので、そこは「神さまになんとかし てもらおう」という気持ちは 捨てて下さい。あなたが陥っている状況は非常に苦しいものですが、「大死一番 」という言葉が当てはまる状態でもあると思います。 　「大死一番」などという言葉を出してしまいましたが、恐らくあなたにはクリ アしなければならない何らかの課題があって、古い自分を脱ぎ捨てて生まれ変わ るような時期に当たっているのではないでしょうか。もしその問題点を自覚され ているなら、先ず神さまと本当の自分（これも神さまです）に謝りましょう。神 さまに必死で謝ることが最善のことかも知れませんよ。その神さまというのがあ なたの場合「あじまりかん」です。それができれば、新しい世界が見えてくると 思います。 　「あじまりかん」を物欲的なことに使っていいのかという疑問を持たれたよう ですが、仮にそういう唱え方をしても神さまは救ってくれません。そうではなく てあなたに必要なのは、「神さま、今まで長い間、間違ったことをしていて本当 に申し訳ありませんでした」という懺悔の祈りです。あなたの何が問題なのかは 私には分からないので抽象的ですが、必死の祈りがあれば神さまは然るべき道を 示して下さいます。 　とにかく死ぬ気で（命がけで）「あじまりかん」を唱えて下さい。今のあなた にはそういう必死の祈りが必要だと思います。 Ｑ　欲望で「あじまりかん」を唱えたらいけないのか？ Ａ　上記の回答にも、この問題が出てきていましたが、正論を言えば「ＮＧ」で す。しかし、真の自分に目覚めるための入り口としては「仕方がない」という言 い方もできます。全く欲望を入れずに「あじまりかん」を唱えることができるか ということですが、それはできます（できるようになります）。やがて、「純粋 にただ『あじまりかん』を唱えるのが正しい」と分かってくるからです。 　上記のような「ただ『あじまりかん』を唱える」状態になるまでの途中経過と して、欲望で唱えてもよいです（仕方がありません）。ですが、いつまでも、そ の状態を続けてよいというものではありません。「あじまりかん」の素晴らしい ところは、唱えているうちに、「神さま＝あじまりかんにお任せするのが一番だ 」という境地まで、自然に導かれるということです。もちろん、人によって早い 遅いの違いはありますが、必ずそうなります。 　何故なら、「あじまりかん」はその人の本心である良心（古神道では「直霊（ なおひ）」と言います）の働きを強めてくれるからです。反省力がついてきます 。だから、最初は欲望が混じっていても良いという言い方をするのです。 　以下に書くことは、例外中の例外ですので、誤解のなきようお願いします。 　「『あじまりかん』を唱えているのに願いが叶わない」と文句を言う方が、特 例として一人だけおられました。私は、何回もメールのやりとりをしたのに「あ りがとう」の「あ」の字も言わない相手に、ついには堪忍袋の緒が切れました。 そして、最後には「バカヤロウ、お前なんか死んじまえ」というメールを返しま した（滅多にないことですが、私は必要があれば人をどやしつけたりします）。 もちろん、どやしつけただけではなく、何が間違っているかを伝えたのですが、 その人には全く分からなかったようです。未だにその人からのメールが届きます が、状況が良くないことだけしか伝えてきません。 　この方には際だった特徴がありました。それは「感謝が全くない」ということ です。「祈りごとを唱えたら神さまが聞いてくれるのが当然だ」とでも言いたげ です。 　後にも先にも、感謝の心がないのはその方一人だけです。恐らく、その人は非 常に感謝の気持ちが薄いだけだと思います。今まで感謝するということを学べな かったのでしょう。世の中には希に全く感謝ができない人もいるということが分 かり、非常に勉強になりました。メールで人を叱るようなことはしたくないので すが、叱られても分からない人がいることに驚きあきれました。 　この事例は、「感謝がなければ『あじまりかん』を唱えても全く効かない（よ うに見える）」という極めて特殊なケースであり、実際には少しずつ良くなって いるのかも知れません。その人の場合は、無意識に自分が良くなることを拒否し ているので、そのことに気付かなければ状況は改善されないでしょう。とにかく 、世の中には「感謝ができない」という恐るべき特殊な人間がいるという事実を 知ったということです。 　話のついでに、ものすごいことを喋ってしまい、不愉快な思いをされた方もお られるかも知れないですが、ご勘弁を。私にとっては生まれて初めての体験だっ ただけに、体験そのものには感謝したいと思います。また、その方に代わって神 さまに感謝します。 Ｑ　たくさんある願い事を叶えたいです。宜しくお願いします。 Ａ　こういう無邪気な願いは入り口としてはよろしいんじゃないでしょうか。「 あじまりかん」を唱えて、自分も人も嬉しくなるような願いごとを沢山叶えて下 さい。自分だけの願いではなく、自分が願ったことで人にも幸せをもたらすよう な願いを沢山叶えて下さい。このようなプラス指向の願いであれば、叶うと思い ます。 　故山蔭基央師は、著書「神道の神秘」で、願いごとの祈りについて次のように 書いておられます。今回の結論として味わいたいです。 「もちろん、神への祈りには、わが願いごとを申し上げ、その成就を願うことも ある。自らの心に神への思いを満たし、一心に念ずれば、それは必ず神霊に届く ものである。”祈りは必ず通ずる”のである。 　古来、『我欲の祈りは達しない』と言われる。たしかに、自らの責務を棚に上 げた調子のよい願望は、神霊も取り合わないだろう。また、その成就が、必ずし も人間の思惑と、一致する形で現れるとも限らない。しかし、その人が心全部を 捧げて神に祈るなら、必ずそれは神に通ずるのである」 ====== 【今週の新着情報】 　トップページ（https://ajimarikan.com）を、本の購入ページから「あじまり かん友の会とは」というページ変更しました。「あじまりかん友の会」発足の主 旨について書きました。 　ブログ「一輪の秘密外伝」を書き始めました。トップページのメニューからア クセスするか、または、以下のURLを参照下さい。 分類：出会い・人物：山蔭神道第８０世 表博耀氏との会談： https://ajimarikan.com/2017/10/27/meet_with_mr_omote/ ====== 「あじまりかん」Ｑ＆Ａ（その４）に続く･･････。 【『アジマリカンの降臨』のご購入方法】 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