「まことの神」タグアーカイブ

あじまりかんの預言

富士山頂から見るご来光

あじまりかん講座:あじまりかんの預言(相模大野第一回)/斎藤 敏一
作成:2017年12月22日、最終更新:2018年5月5日
 
●大本預言の書き替え
 以下の大本預言は「あじまりかん」の降臨によって書き替えられた!
 つまり、大本預言の通りにはならない。
 なぜなら、「あじまりかん」こそが、大本の預言した「とどめの神」、「まことの神」だからである。言い替えれば、大本の神や日月神示の神はとどめの神ではなく、途中経過を担当する神だったということである。

①大本神諭(お筆先)の宣言
 千世界一度に開く梅の花、艮の金神の世になりたぞよ。神が表に現れて三千世界の立替え立直しを致すぞよ。(明治二十五年旧正月)

② 一厘の仕組とは

 天理、金光、黒住、妙霊、先走り(江戸末期から明治にかけての教派神道教団名)、とどめに艮の金神(大本教団の主神・国常立命)が現れて、世の立替をいたすぞよ。世の立替のあるということは、どの神柱(前記の教派神道の教祖たち)にもわかりておれど、どうしたら立替ができるということは、わかりておらんぞよ。九分九厘までは知らしてあるが、もう一厘の肝腎のことは、わかりておらんぞよ
……大本開祖・出口なおのお筆先( 明治二十五年旧正月某日、大本神諭・天の巻)より

③立替えと立直し
 この世は強いもの勝ち、われよしの悪魔ばかりの世であるから、このまま先へ行ったら世界は泥海になって滅びるほかはない。そこで神が表にあらわれて善と悪とをたてわける。三千世界を大洗濯し新たに立替え立直して、世界を一つに丸め、万劫(まんごう)末代つづく神国の世にいたす。
 しかしそこへいくまでに越えねばならぬ大峠があるから、人民は一日も早くまこと一つの神にめざめよ。改心できねは、人民が三分にへるような絶体絶命の世にいたるであろう。
……大本の予言警告のキイ・ポイント

●斎藤の預言(2017年)

 世界広しと言えども、こんなすごいことを言っているのは「あじまりかん友の会(斎藤)」だけ。実際のところ「あじまりかん」が斎藤にすごいことを言わせているのだ。

(A) 「あじまりかん」の預言
 聖書の黙示録や大本神諭、日月神示は、終末の大峠、すなわち、最終戦争や大災害による人類滅亡といった事態は回避不可能だと警告する。それらの文書に書かれた未来のシナリオは余りにもお粗末で、人類がひどい目に遇うことしか書かれていない。それらの預言では、大破局の後で神や救世主が降臨するという。だが、そんな間抜けな神や救世主は役立たずだ。思うに、彼らの神は本当の神ではないから、みんなが揃って幸せになるというシナリオを書くことができず、人類をできるだけ脅しておこうといった預言になってしまったのだ。
 筆者は本書において、「人類が丸ごと救われてしまう」という型破りではあるが最高の結末のシナリオを書いた(あるいは本当の神によって書かされた)。そのシナリオの主役は「とどめの神」である。そして、そのシナリオに沿って人類の歴史が進行しつつあるからだ。イエス・キリストや出口王仁三郎師、あるいは、日月神示が警告する人類の破局的終末は既に回避されてしまっているのだ。
 ……『アジマリカンの降臨』プロローグより

(B) 「あじまりかん」はとどめの神=>世界神道の神=>最高神だから当然
 ただでさえ難しい日本神道なのに、「世界神道」などという新しい構想を提唱する筆者の意図を説明しなければならない。
 まず「世界神道」とは筆者の命名である。「世界神道」とは、大神呪「あじまりかん」を含む天皇行法を実践する道(方法論)である。天皇行法を実践する道のことを、「あじまりかんの道」と呼ぶ。
 なぜ「世界神道」なのか?! その命名には大きな理由がある。「『あじまりかんの道』は全人類が丸ごと救われる道」だからである。これは科学的に立証できるのである(本書の「エピローグ」で立証する)。
 「世界」という用語を使用する背景には、さらに深い理由が存在する。「『あじまりかんの道』は科学的に証明されている方法論」である。ただし、ここでいう「科学」とは、現代科学ではなく古神道の神霊科学である。なぜ「科学」なのか? それは、「あじまりかんの道」が、千七百年以上にわたって日本の宮中と山蔭神道で実践され続けてきたことによって、その有効性が実証されているからである。「あじまりかんの道」が千七百年以上の時の流れに耐えて今も残っているという事実こそ、「世界神道」が科学性を備えていることの証なのだ。
……『アジマリカンの降臨』プロローグより

●あじまりかんの科学

 山蔭神道の故山蔭基央師は、多くの古神道関連著作を残されている。上図は、師の著作『神道の神秘』の「第五章 古神道の霊学」より、筆者がダイジェストしたものである。
 宇宙創造神(=大元霊)は、またの名を天津渦々志八津奈芸天祖大神(あまつうずうずしやつなぎあめのみおやのおおかみ)と呼ばれ、人間は大元霊の分霊である!
 だから、「あじまりかん」は親神の波動をダイレクトに子神(=人間である)に伝えることができるのだ。
 ここに示す「アジマリカンの図」は、山蔭神道で伝承されているアジマリカンの秘儀を図解したものだ。この図は、中心のアジマリカン行者(「あじまりかん」を唱えている人)が、天之御中主神に繋がって、陽・陰の渦巻くエネルギー(高御産巣日神と神産巣日神のエネルギー)を受け止めている状態を示しているものだ。図の左右の神代文字はアキル文字と呼ばれ、「アチマリカム」と書かれている。中央の六芒星はユダヤのマークではなく、陽と陰の結び(「産霊(むすび)」と書かかれることがある)が行われていることを表現している。

アジマリカンの図(山蔭基央著『神道の生き方』に掲載された図で、中央の「あじまりかん行者」と大元霊の渦巻きエネルギーが繋がっている状態を示す)

 「あじまりかん」を唱える人はみな幸せになれるのは、神(=大元霊)と人間(=子神)の親子関係より当然の結果である。
 この神と人間の親子関係は科学(=事実)なので、「あじまりかん」にお願いすれば全てうまくいくのである。
 この『「あじまりかん」の科学』は2017年(今年)に世に出たばかりだが、真実である。神の世界の真実とは極めてシンプルで、子供でも分かるのだ。もう一度言う、「あじまりかんを唱えれば、そこに親神である宇宙創造神が降臨する」。

●山蔭神道から世界神道へ

 最近分かってきたことだが、私は約二千年間続いてきた山蔭神道に対して画竜点睛を入れた人間である(らしい)。論語読みの論語知らずの山蔭神道に「あじまりかんの真義」をもたらすことによって山蔭神道を完成させ、「あじまりかんの道」が科学的であり再現性を持つことを証明することによって、世界神道へと昇華させたのである。
 山蔭神道を「あじまりかんの真義」によって昇華したら本当に世界神道になるのか?
 どなたもそのように思われるであろう。唐突な話であり、無理もないことだ。
 だが、これには明確な根拠があるのだ。その根拠は、「あじまりかんが大元霊=造化三神=根源神から出たものである」という事実に基づいている。
 山蔭神道はその事実を忘れ去って久しい。だが、そろそろ山蔭神道は二千年の永い眠りから覚める時が来ているのではないか?!
 私にそのようなことを言わせているのは、応神天皇の親、すなわち、国祖=天皇霊=アメノヒボコである。日本の魂そのものが私を通して訴えているのであり、私に言わせれば当たり前のことなのだ。「山蔭神道を起こしなさい」と応神天皇に命じた当人が私に『アジマリカンの降臨』を書かかせたのである。この種の霊的真実は物証が伴わない限り証明不可能であるが、「あじまりかん」を唱えることによって追体験可能である。嘘か真かについては「あじまりかん」に聞けということである。必ず私の言っていることが本当であると分かるであろう。
    *    *    *
 私はここに宣言する。
 「あじまりかんの道」こそ大和魂復活の狼煙であり、眠りこけている日本に活を入れ、全人類救済の巨大な灯火へと燃え上がらせる希望の光である。

あじまりかん講座:あじまりかんの預言(完)